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「中絶をすすめた医師へ」ダウン症の子の母親が送った「一枚の手紙」

ベイカーさんは子供を授かりました。

そして、検査の結果お腹の中にいる子供はダウン症だとわかります。

すると、担当医師が

中絶したほうがいい。

このままだと、あなたの生活は酷いものになる

その後、何度も中絶を勧めてきた医師

ベイカーさんは医師の言うことは気にせず無事に女の子を出産します。

その女の子に「エミー」と名付けました。

医師に送った手紙

お医者様へ

友人の担当をした医師は、超音波で赤ちゃんを見た時「晴らしい子だ!」と言ったそうです。

赤ちゃんはダウン症をもって産まれてきました、後日その医師に会った時

「言った通り、素晴らしい子だったでしょ?」と笑顔で言われたそうです。

友人の話は、心をうちました。

そして、こう思ったのです。「私の担当医も、あの時そう言ってくれたら…」と。

人生で最も大変な妊娠中に、あなたの元を訪れました。

恐怖で絶望すら感じていました。

そんな時、私を励ます変わりに

「酷い生活になるぞ」と、ひたすら中絶を勧めていましたね。

生まれてきたあの子はとても素晴らしい子です

そのことは何も言ってくれなかった。

私は怒っていないし、苦しんでいるわけでもありません。

ただ、悲しくて仕方がないのです。

あの小さな心臓の音に、酷いことを言わないでください。

なにより、「ダウン症の赤ちゃんが産まれたら生活が酷いものになる」なんて考えないで。

そんな考え間違っています。そう思われていることが、私はとても悲しいです。

愛する娘「エミー」のことを知っていただけないのが残念です。

あの子は、家族に言葉では表せないほどの幸せを与えてくれています。

生活を、美しく素晴らしいものにしてくれるのです。

もしかしたら、あなたは今日も他の妊婦さんにあの時と同じ言葉を言っているのかもしれません。

お願いです、私のように悲しい思いをするママを増やさないでください。

そして、お腹の中にいるダウン症の赤ちゃんをみたら、ママにこう言ってください。

「あなたの赤ちゃんは、素晴らしい子ですよ」と