お問い合わせ


おもしろい小説ベスト10!絶対おすすめ!

おもしろい小説ベスト10を紹介します!

個人的には絶対おすすめ!

悩んだ末ベスト10をあげてみました。順不同。

安部 公房 「砂の女」

砂の女 (新潮文庫)
まずは、安部 公房さんの「砂の女」。

それまでにも小説は読んでいたが、この本で小説の凄さを知った。

最良な表現方法は小説なんじゃないかと、そこまで思わせてくれた本。
 
でも、好き嫌いがあるみたい?自分では好きなところしかありません。

谷崎 潤一郎 「刺青・秘密」

刺青・秘密 (新潮文庫)
谷崎 潤一郎さんは必ず上げなければいけない作家

細雪」にしようかと思ったが。

すすめるとしたら、まずは短編の「刺青・秘密」にした。
 
「刺青・秘密」の濃厚な文学が好きなら他の谷崎文学も読んでもらいたい。

東野 圭吾 「白夜行」

白夜行 (集英社文庫)
日本一のストーリーテラーだと思う東野圭吾さん

初期の頃の作品以外は外れがない稀有な存在。

その中でも「白夜行」をあげます。

複雑なストーリーをわかりやすく伝えてしまう筆者。
 
凄い本です。「この本を書けたら死んでもいい」となぜだか考えた。

小説をほとんど読んだことがない人には「秘密」がおすすめ。

熊谷 達也 「邂逅の森」

邂逅の森 (文春文庫)
「邂逅(かいこう)の森」は狩猟で生計を立てる「マタギ」の物語。

動物大好き人間としては狩猟の場面など読みにくい箇所が沢山あった

でも、引き込まれ読み続けた。
 
山本周五郎賞」「直木賞」のダブル受賞も当然の傑作です。

桐野 夏生 「OUT」

OUT 上 (講談社文庫 き 32-3)
グロテスク」「柔らかな頬」など悩んだけど

エドガー賞(米の凄いミステリー賞)にノミネートされた「OUT」にしました。

女性のドロドロを描かせたら右に出るものはいないのでは。
 
実は私の先輩でもある。

宮本 輝 「蛍川・泥の河」

蛍川・泥の河 (新潮文庫)
泥の川」と「蛍川」の短編ニ作です。

道頓堀川」も入れて河三部作と呼ばれている作品です。

宮本輝さんも大好きな作家なので、どの作品にしようか悩んだんですが
 
まず最初は、ということで「蛍川・泥の河」に決定。

梁 石日 「血と骨」

血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)
大阪の蒲鉾工場で働くどうしようもない男の話。

大阪って凄いなぁと読了後は大阪に酔いました。

血と骨」のタイトル通り迫力のある内容です。

白川 道 「天国への階段」

天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)
復讐劇を描いたミステリー。

「復讐」「孤独」「絶望」「愛」そして「ビジネス」ただのミステリーではありません。

吉本 ばなな 「キッチン」

キッチン (角川文庫)
吉本 ばななさんはここに上げようか悩んだ作家さん

若い頃は大好きで「TUGUMI(つぐみ)」や他の作品も読み込みました。
 
年を重ねて吉本作品を読み直すと、若いころ程の感慨はなく

これを、どう説明すればいいのかわかりませんが

でも、好きな作家さんには変わりないので掲載します。

湊 かなえ 「告白」

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
あと、何人もあげたいけど…。

女性が少ないので最後に湊かなえさん

短い期間に「本屋大賞」「山本周五郎賞」「直木三十五賞」など続々と受賞。

「桐野 夏生」「宮部 みゆき」「湊 かなえ」が女性三大ミステリー作家だと思う。

番外:売上世界一の小説家アガサ・クリスティ

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティはイングランド出身のミステリー作家

20億冊以上を売り上げ「ミステリーの女王」と言われている。

オリエント急行の殺人」「そして誰もいなくなった」など名作多数

番外:世界一売れた小説 チャールズ・ディケンズ「二都物語」

二都物語 (新潮文庫)
世界一売れた小説「二都物語」なんと2億冊以上!

いったいいくら稼いだんだろう??
 
でも、この本読んだことがないな…。

これを機に読んでみようかな